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料理はほかにもいろいろあります。

2013年1月28日月曜日

白石町長選



1月27日に行われた白石町町長選の開票速報解説を、同町でケーブルテレビを放映しているケーブルワンさんに依頼され、久しぶりに報道する立場に立った。
8年前の3町(白石、福富、有明町)合併後初めての首長選。現職の勇退を受けた選挙戦は前町総務課長大串正敏さん(59)と元県庁職員=武雄土木事務所長但馬健一さん(62)による新人同士の一騎打ち。文字通り町を二分する熾烈な戦いになり、この日の投票結果もそれぞれの得票が7,917票対7,554票と、わずか363票の僅差が勝敗を分ける大変な激戦となった。

この冬一番の寒さになったこの日、珍しくお客さんが多かった店の営業を早めに終え、白石町にあるケーブルワンの事務所に午後7時前に到着。
ディレクターからは7時半までに来て、と言われてたけど、余裕をもって行きました、って、それが当たり前か。

午後8時に投票終了、午後9時から開票作業が始まり、9時半に放送オンエア。
投票率の結果などについて、MCの小杉裕子さんに問われるがまま答えていたら、10時の選管集計が出た。結果は両候補ともに5000票。投票総数は1万5,559票だったので、残り5,500票あまり。これは予想以上に厳しい展開だぞ。

そして30分後。モニターに表れた選管発表の数字は田島さん7,879対大串さん7,519。
あれツ!田島さんがもう半数(7,780票)を超えてる!でもモニター画面には両者の得票数だけで、「当選」って書かれてない。隣の小杉さんを思わず見るが特に反応なし。言っていいのか?彼女に聞かれたこと以外は話してなかったけど…。でもなあ…。
でも思わず「田島さん、当選されてますね…」とぽつり。何とも締まらない!
すると、テロップの田島さんのところに「当」の字が出た。よかったあー。

その後は事前に収録していた有権者のみなさんたちが町政に望む声などが流れ、これにコメントしていると、当選された田島さんがスタジオ入り。田島さんは、まさに「首の皮」の僅差でかわした勝利にもかかわらず特に興奮されることもなく、選挙戦やこれからの町政運営についてしっかりとインタビューに答えられていた。すごいな。

番組の中で、現職の片渕弘晃町長が2期8年の町政を振り返り、白石平野への筑後川取水実現や新庁舎完成などについて語っていた。だが、今後いよいよ厳しくなる財政状況を考えると、田島新町政にはこうしたハード面の充実はあまり望めない。ソフト面を中心にした新しい白石町づくりということになろう。
そのためにはまずは旧3町の意識を捨て、本当の意味で町が一つになる「融和策」こそが最も大事。今回戦った両氏、そして現町長も、そのことを強調されていた。これほどの激戦だったのだから、互いにしこりは残るだろうが、まずはそのしこりを残さない施策こそが重要だ。そのうえで、白石町に暮らす人々が健康で幸せを感じる町づくりをあらためて目指してもらいたい。

白石平野は佐賀県を代表する農業地域であり、恵まれた気候や土壌で、ここでできない農作物はない。とは言え経済面からみると農業は厳しい。だからこそ田島さんも加工や流通販売まで一貫して進める「6次産業」としての農業推進を訴えていた。農協は40年も前から3町がスクラムを組んで取り組んできた。農協や農家、町内の中小企業、NPOが歩調を合わせ、これを町行政がしっかり支えていくことで域内経済の循環がスムーズに動き始めるはずだ。田島さんが強調されていた有明沿岸道路の建設が進んだとき、福岡や熊本、長崎など県外からの買い物客が寄って来るような「道の駅」的な施設も登場してくるだろう。インターネット戦略なども有効だ。情報戦略は若い人たちにも仕事の場を広げる期待が持てる。高齢者や女性も大いに活用し、白石に暮らす人々が町自治体の主権者という形をぜひとも実現してほしい。

2012年10月21日日曜日

めちゃうま!

知り合いに教えてもらい、「さつまいもと豚バラのさっと煮」という料理を作ってみた。
詳しいレシピは、東京・広尾の有名和食店「分とく山」総料理長の野崎洋光さんが淡口醤油を使った料理を紹介しているコーナーにあった。

野崎さんといえば出汁にこだわる料理人でテレビの料理番組でもひんぱんに出ている人。長嶋監督が率いたアテネ五輪野球チームでも、監督に懇願され料理長を務めた。

さて、しかし私自身はサツマイモやセロリがあまり好みではない。しかもその両方を煮る?というのもなんだかぴんと来ない。というよりサツマイモは焼き芋以外では天ぷらぐらいしか味わったことがないし、くせのあるセロリも嫌いではないが、煮たものを食したことはない。

ご飯の上がそれ、「さつまいもと豚バラのさっと煮」。黒っぽく見えているのはサツマイモ。
左はだし巻と筑前煮。さらに左は煮込みハンバーグで下が帝国ホテル風?ポテトサラダ
材料はサツマイモ200gと豚バラ100g、セロリ1本、分葱3本。あとは水150cc淡口醤油とみりんが各大さじ1強。それに昆布5cm×5cm。

とにかく作ってみた。分葱は手に入らなかったので、白ネギで代用。サツマイモはしっかり洗った後、5mmの輪切りにし、水につけてアクを抜いた。豚バラは5cmに切って、湯通しし霜降りに。セロリは皮をむき、筋を取る?筋はともかく、皮ってどんなして剥くの?ネットで調べたら皮むき器を使え、だと。なるほど一気に筋まで取れた。

いよいよ調理。まずはイモとセロリをさっと炒め、そこに醤油とみりん、そして昆布を入れてひたひたにして煮る。これによく火が通ったら豚肉とネギを入れ、肉にしっかり火が通ったら完成。

味見してびっくり!これがとんでもなくうまかったのだ!だし・調味料がサツマイモの甘さとぴったりとなじみ、何とも言えないほど美味。全く予想外!いつもおいしいものができると(手抜きせず=手抜きできるほどの料理キャリアがない=つくるから、ほとんどみんなおいしいのだ)、一人でじっくり味わい、にんまりし、幸せに酔いしれるのだが、今回はみんなに食べてもらいたいと思った。で、きっとお腹をすかしているだろうと思える若い人たちに電話。結果2人がやってきて食べてくれた。

この

2012年10月19日金曜日

親友の大臣賞受賞

友人で佐賀県庁統括本部副本部長の志波幸男氏が総務大臣表彰を受賞、その祝賀会に久しぶりにネクタイを締め出席した。

志波氏とは官と民の立場の違いはあれ、ともに「ニューメディア時代」から四半世紀以上にわたり「情報化担当者」として、いやそんなものははるかに越え「最も親しい友人」として深く付き合ってきた。
ただ民間の私が分不相応にも九州総合通信局長賞や県政功労者表彰などを受けてきたのに、彼は公務員だからなのか、賞には無縁。本来称賛されるべきは彼の方なのにといつも感じていた。
それがいきなり、総務大臣賞。本当にうれしい。情報化促進貢献の個人表彰で、公務員が受賞するのは極めて異例だとか。いつも同省の官僚たちに苦口を吐き続け、どちらかといえば「嫌われていた(本人談)」はずなのに、官僚もなかなか粋な計らいをしたものだ。

祝賀会には、前県CIOだった川島宏一さんも駆けつけていて久しぶりに旧交を温めた。といっても、なんだかものすごく忙しそうで、途中で気が付くと、東京にUターンしていた。そんなハードスケジュールを縫ってこの日のために、佐賀のみんなと志波さんを祝うために佐賀まで足を運んでいただいたようだ。いかにも川島さんらしいし、それだけ誰よりもこの受賞を喜び、評価していたんだと思う。

電波銀座と呼ばれるくらい、地方にあってテレビのすべてのキー局が見える佐賀は、地デジ化にとっては逆に難しい問題があった。この難問をケーブルテレビ網を使うことでクリアしたのも志波さんのアイデア。川島さんとの二人三脚で混乱なく2011年を乗り切った。このお二人と一緒に仕事ができたことが、私自身の最大の喜び。心から感謝したい。


2012年10月16日火曜日

吉凶は


2012/02

佐賀県内は8日、強い冬型の気圧配置となり、平野部でも強い雪が降った。山間部を中心にスリップで5件の物損事故が発生したという。
2月に入った途端、それまでの暖冬もようから一気に寒が強くなった。ラニーニャ現象の影響らしい。
これは、南米ペルー沖の太平洋赤道付近で海面温度が低下する現象。深海から冷水が湧き出てくることで、太平洋で貿易風が強まり、西向きの海流が発生する。
この結果、日本では夏場に猛暑、冬は寒が強くなる。ちなみにラニーニャとは、スペイン語で「女の子」の意味。反対に、ここの海面温度が上昇する現象がエルニーニョ、「男の子」の意味だ。ともに数年おきに「異常気象」と呼ばれる強い現象が起きているようで、今回も昨年11月ごろ、発生を予測する情報がネット上で流れていた。

ただ、このラニーニャが起き、寒が強くなったが、だからといって悪いことばかりではない。確かに風邪や交通事故は増える。しかし一方で、県内産のノリ生育にはこの寒さが幸いした。
有明海の水温が高くて不振だった秋芽網ノリと違って、冷凍網が好調だ。同じ8日に行われた冷凍アミ3回目の入札会で、販売量は今季初めて3億枚の大台を突破した。前季を0・5%上回る3億2800万枚に達し、販売額も1・2%増の36億9900万円になった。佐賀が誇る有明海苔の生産には、低水温が何より重要。高くなるとさまざまな病気や、赤潮など生産不能に陥る環境変化が起きてくる。

「吉凶はあざなえる縄のごとし」。何か事が起きると、負の面が強調されがちだが、もう少し視界を広げればちゃーんとプラス面がある。必ずある。景気をはじめ、このところ世界中が暗い、そして寒い。そんな今だからこそ意識して、明るい、いいことの方を見つけることの大事さを、あらためて思う。



 





日韓シニアネットフォーラムin佐賀


2012/04/22

 5月24日に佐賀市富士町で開かれる「日韓シニアネットフォーラムin佐賀」のコーディネイト役を引き受けることになった。県情報企画監の廉(ヨム)宗淳さん(51歳)からの依頼では断れない。

 廉さんは東京に本社を置き、コンピューターソフトウェアの開発・販売などを手がけるIT企業「イーコーポレーションドットジェーピー」代表取締役で、佐賀県の情報企画監や青森市の情報政策調整監を勤めるなど日韓をまたにかけ、しかも官民二足のわらじをはくエネルギッシュな国際人。彼が5年前に佐賀県庁にやってきて以来の付き合いだ。

 彼は佐賀県庁内システムの全体最適化のけん引役として知られ、全国の自治体の注目を集めている。どの部署がいつ、どんなシステムを、どのベンダーからいくらで導入し、さらにぞれぞれが何をやっているかなど情報システムの全体像を常に把握し、分析できるシステム。これを佐賀県が独自に開発したことで全国自治体の注目を集めている。

 その廉さんが今回のフォーラム第2部で「ICTがつなぐ、深める日韓の絆」と題し基調講演。これを受け「ICTが変えるシニアの観光」のテーマでパネルディスカッションをやる。

 主催は豊かで活力に満ちた高齢化社会の実現を目指す熟年・高齢者世代自身が情報機器を駆使し活動する「メロウ倶楽部(mellow=円熟)」と韓国高齢者情報化教育協議会KJクラブ 、シニア情報生活アドバイザー佐賀。

 「メロウ倶楽部」の存在は聞いていたが、自身がセカンドライフに入った直後に直接かかわりあえるなんて、なんとまたタイミングのいいこと。廉さんからの依頼は、実は渡りに船みたいなものだった。

 第1部は日韓のパソコン愛好者のシニアたちが集い、最新のタブレット型情報通信端末「iPad」や「スマートフォン」について学ぶ。そして2部のシンポではインターネットを活用した新しい観光、国際交流についてシニアの声を発信する。
 
 舞台は湯の町・古湯。廉さんの講演では、住民の平均年齢70才の韓国・ポリコッゲ村がITの活用などで年間100人だった観光客が1万人に増えたという話も織り込まれるとか。情報端末を駆使しながら旅をこよなく愛するメロウ倶楽部副会長の若宮正子さん(77)らがパネリスト。なんだかすごく楽しそうで、元気がもらえそう。私自身が今からわくわくしている。

小林秀雄の「真贋」


2012/03/31

3月もいよいよ今日で終わり。ソメイヨシノは早くも5分ほど開いた木もあり、ユキヤナギやコブシの白、レンギョの黄色がまぶしい。馬酔木も可憐な花をたくさん咲かせている。寒かった今年の冬がうそのような天気だ。

今月中旬まではちらりとも姿を見せなかったメジロがかまびすしく動き回り、ウグイス求愛の練習にも力が入ってきた。かつては街中で見かけることのなかったキジバト夫婦が当たり前のようにわが家の庭木の果実をついばんでいるし、近くの公園ではムクドリの群れがギャーギャーとやかましい。シロセキレイが流れるような早足で散歩途中の私の前を横切れば、桜の枝先ではシジュウカラより少し小ぶりのヒガラが身づくろいをしている。

ネットのおかげで野草や野鳥にもそこそこに詳しくなり、今日はどんな鳥に出会えるのかと楽しみになってきた。

ネットといえば、愛読しているライフハッカーの格言で小林秀雄の「真贋」を取り上げていた。有名な古物商が若いころ、素晴らしい志野焼の茶碗を見つけ3000円(教員初任給が50円程度の時代)で落札、狂喜していると、先輩の商売人から「あれはどこの会でも300円を出たことがない」と言われてしまう。実際、数日後にある金持ちのところに持って行ったが売れなかった。
それで彼にはやっぱり、その茶碗は美しく見える。そうして一晩、眠られぬ夜が明け、茫然と雀の鳴き声を聞いていると…「茶碗はいいのだ、俺という人間に信用がないだけだ」という考えがふと浮かび、その突然の安心感でぐっすり寝てしまう。

その後彼に信用がつくに従い、彼の茶碗が美しくなったことは言うまでもない。同じ人間が発する言葉でも、その人の信用や信頼性がその効果を左右する。
 「真贋」とはつまりはそこにある。同時に「信用」は一朝一夕には付かないし、せっかく付いてもひとたび間違えばあっという間に失ってしまう。その重要性もまたあらためて思った。

性暴力抑止について


2012/03/28

 性暴力被害者の治療と相談を、新年度から佐賀県立病院がまとめて行うことが決まった。警察への被害申告がなくても医師の確認があれば、検査費や処置料など医療費について県が上限を設けずに全額負担する。支援拠点の医療機関と連携して身体面に加え、中長期の精神的サポート体制を確立するというもので、自治体独自のこうした支援は全国的にあまり例がないという。
 当然ながら性暴力問題はきわめて表面化しにくい。いわゆるドメスティック=家庭内暴力のうえ、相手が夫である場合が圧倒的に多いから、第三者に相談しにくい。
 それでもこの種の相談窓口が徐々に増えたことで、その件数が次第に増え、2009年度は全国で7万件と2002年度の2倍に達した。異性から無理やりに性交された経験がある20歳以上の女性は7.3%、うち被害をどこ(だれ)にも相談していない女性は62.6%に上った。
 この深刻な状況を受け内閣府が今年2月から3月にかけ全国一斉に調査した(パープルダイヤル―性暴力・DV相談電話―)ところ、佐賀県は九州で2番目、全国23番目に多い相談があった。佐賀県が今回のプランをまとめたのはことし1月。調査が始まる前だから、実にいいタイミングであり、当を得た対策だったといえる。
 それはともかく、このパープルダイヤルの中身をみると、相談件数は合計で20,462件、佐賀は208件だった。相談者の年齢は30代が22.3%、40代19.4%、20代12.7%の順。70代以上2.4%、10代1.2%だった。
 暴力を振るう相手は「元」も含め配偶者が85.9%と断トツ。交際相手は16.9%だった。暴力の継続年数は「16年以上」が20.7%でトップ。続いて1-3年が16.5%、6-10年11.9%。
 相談目的は「話しを聞いてほしい」が45.7%で最も多く、続いて「情報がほしい」31.2%、「来るべき時に備え準備」11.0%。「今すぐ避難」が2.0%あった。
 余談だが、このアンケート調査をどの媒体で知ったかについては、テレビが61.0%と断トツ。次がインターネットの16.4%。新聞はわずか7.3%と、ちょっと情けない結果に終わった。
 いずれにしろこの問題は年々増加の一途をたどっており、深刻。韓国では一昨年処罰を強化したにもかかわらず、昨年は犯罪件数が前年の2倍になったという。
 暴力を振るう男は最低だ。子供のころ(中2で生徒会の保険部長だった時)、このことを保健室の先生からしっかりと叩き込まれた。「女の子の体はとってもデリケートなの。男の子が優しく守ってあげないといけないんだよ」。中には私よりもうんと体格がよく、とっても頑丈な女子もいたが、異性の体の構造なんて何も知らなかったときに、生理の話を教えられたのは強烈なカルチャーショック。以来、女性に手を上げたことはない。
 個人的なつたない経験ではあるが。やっぱり思春期の教育が最も効果的だと思うのだが。