詳しいレシピは、東京・広尾の有名和食店「分とく山」総料理長の野崎洋光さんが淡口醤油を使った料理を紹介しているコーナーにあった。
野崎さんといえば出汁にこだわる料理人でテレビの料理番組でもひんぱんに出ている人。長嶋監督が率いたアテネ五輪野球チームでも、監督に懇願され料理長を務めた。
さて、しかし私自身はサツマイモやセロリがあまり好みではない。しかもその両方を煮る?というのもなんだかぴんと来ない。というよりサツマイモは焼き芋以外では天ぷらぐらいしか味わったことがないし、くせのあるセロリも嫌いではないが、煮たものを食したことはない。
ご飯の上がそれ、「さつまいもと豚バラのさっと煮」。黒っぽく見えているのはサツマイモ。 左はだし巻と筑前煮。さらに左は煮込みハンバーグで下が帝国ホテル風?ポテトサラダ |
とにかく作ってみた。分葱は手に入らなかったので、白ネギで代用。サツマイモはしっかり洗った後、5mmの輪切りにし、水につけてアクを抜いた。豚バラは5cmに切って、湯通しし霜降りに。セロリは皮をむき、筋を取る?筋はともかく、皮ってどんなして剥くの?ネットで調べたら皮むき器を使え、だと。なるほど一気に筋まで取れた。
いよいよ調理。まずはイモとセロリをさっと炒め、そこに醤油とみりん、そして昆布を入れてひたひたにして煮る。これによく火が通ったら豚肉とネギを入れ、肉にしっかり火が通ったら完成。
味見してびっくり!これがとんでもなくうまかったのだ!だし・調味料がサツマイモの甘さとぴったりとなじみ、何とも言えないほど美味。全く予想外!いつもおいしいものができると(手抜きせず=手抜きできるほどの料理キャリアがない=つくるから、ほとんどみんなおいしいのだ)、一人でじっくり味わい、にんまりし、幸せに酔いしれるのだが、今回はみんなに食べてもらいたいと思った。で、きっとお腹をすかしているだろうと思える若い人たちに電話。結果2人がやってきて食べてくれた。
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